先輩社員メッセージ
一歩を踏み出して、
ものづくりが出来る喜びを
一緒に共有していきましょう
猿渡千秋
担当業務:バリ取り
素材を成型した際に出る不要なバリを、工具を用いて取り除きます。数をこなす為、スピードが求められますが、仕上がりの美しさも大切です。仕上がりの程度を見極めて、速さと仕上がりの両方のバランスを取る必要があります。
兼任業務:ホームページ更新・改修
ホームページを見て下さる方が見やすく、分かりやすい様に、ホームページ内の改善点を見つけ出し、更新・改修をしています。
伝えたいこと
バリ取りのやりがいは、加工前の粗い状態から、手ざわりや見た目が良くなって行くことです。バリがきれいに取れた瞬間が癖になり、回数をこなす度に楽しさが増します。バリ取りや他の工程を経て、段々と製品が仕上がっていく様子を見ていると、皆でひとつの製品を作り上げている実感が湧き、嬉しくなります。
ホームページの更新・改修では、ページを見て下さる方の立場になって考えることを心がけています。
私はものづくりが好きですが、ほとんど未経験の状態から始めました。先輩方が一から丁寧に教えて下さったおかげで、様々な仕事が出来ています。初めは不安だと思いますが、一歩を踏み出せば、楽しいものづくりの時間が待っています。
ものづくりが出来る喜びを一緒に共有していきましょう。
常に改善を重ね、
変化し続ける楽しさを
古田工業で感じませんか?
二村孝行
担当業務:エアー工具を使ったバリ取り
エアーで駆動するエアー工具を使用してバリ取りを行っています。
主に船外機部品や2輪部品のバリ取りを担当しています。製品別によって、また同じ製品でも製品ごとにバリの付き方が異なるため、一つ一つ目で見て当てる角度や強さを変えながら作業しています。
またエアー工具を使用しての作業は、工具自体が重い事や振動で作業者の腕に負担が掛かっていました。これらの問題を解決するためにバリ取りアシスト工具という補助具を導入しました。これにより女性でも楽に簡単にエアー工具を持って作業することが出来るようになりました。
兼任業務:2Sプロジェクト
整理・整頓を基本に、社内各所の「分かり辛い」、「やり辛い」、「危ない」などの環境を改善する業務です。
伝えたいこと
バリ取りでのやりがいを感じることは、自分に合った効率の良さや、作業のしやすさを試行錯誤して見つけた時です。
バリ取りは、製品や作業者で作業方法が変化したり、新製品が出た際には、新たな設備や加工法の導入も行っており、常に変化し続ける作業工程だと思っています。
その変化に合わせ、最善の方法を考えるのは難しいことですが、上手く考え出せた時は楽しい気持ちになります。
2Sプロジェクトは、作業をより効率良く、安全に、気持ちよく行うための、潤滑剤の役割りを果たす仕事だと思っています。
実際に改善をした中で、今まで社内になかった出退勤のボードを設置したところ、一目で従業員の出退勤や、朝礼、清掃の当番などが明確に分かる様になりました。
改善後に、従業員から分かりやすい、迷うことが無くなったと言う言葉をいただきました。嬉しい言葉を直接聞けるのが、この業務の醍醐味で、次への活動の原動力になっています。
学べば学ぶ程、
出来ることが増えていく楽しさを
味わってみませんか?
中村明久
担当業務:機械オペレーター
全長約2㎝程の小さな部品加工を行っており、高級自転車に使用されています。
1つの部品に対して、2台NC旋盤を使用して加工をします。2台を使用するのは、部品の両端(2カ所)で、それぞれ異なる加工を行うためです。2回の加工を終えた後は、異常がないか検査を行います。正確な動作を繰り返しながら、異常の発見と対処も行っていくため、体力と集中力が求められます。
兼任業務:ライン作成
従来ボール盤や手作業で行ってきた加工から、NC旋盤やマシニングセンタの加工に工程を移管する業務。
NC工作機械に工程を移管することで、加工精度や品質の安定、作業の効率アップに繋げることが出来ます。移管業務の内容としては、NC旋盤やマシニングセンタに設置する治具の制作と加工プログラムの作成などがあります。
考えて実践する業務ですので、工作やDIYが好きな人に向いています。
伝えたいこと
試行錯誤の末、安定した品質の製品を量産化させるところまで出来た瞬間は、大きな達成感を感じます。
また、作業者の負担軽減のために直接話を聞いて、作業し辛い点や問題点の改善に努めています。様々な学びを経験することで、一つ一つ出来ることが増えていく楽しさを味わえます。
- NC旋盤:
- 円柱状の材料を回転させ、刃物を押し当てることで切削加工を行う機械。コンピューターから入力した数値で自動加工を行う。
- マシニングセンタ:
- 複数の刃物を自動で交換できる装置を持ち、コンピューターから入力した数値に従って、穴あけや平面削りなどを1台でこなせる機械。
- ボール盤:
- 加工素材に穴を空けたり、堀広げるための機械。
- 治具:
- 加工を行う際に、加工物を固定し、加工の案内をする補助的な役割りを持った装置。
- プログラム:
- 工具の動きや速度、加工順番、加工位置などを機械に指令するために使うコードを構成したもの。
難しい事への挑戦も、
古田工業だからこそ楽しめる。
木原星映
担当業務:バフ
古田工業のバフ研磨には、おおまかに分けて二つの作業があります。一つ目は、製品のバリや製品の余分な部分(ゲート、オーバーフロー)を除去する「前バフ」という工程。二つ目は、「仕上げバフ」と呼ばれる製品の表面研磨です。私は現在、「仕上げバフ」業務を担当しております。「仕上げバフ」は、製品の形状を崩さずに滑らかに仕上げる技術が必要で難しい作業ですが、製品全体をキレイに磨きあげることができるようになった時には大きな達成感が得られ自信に繋がります。
兼任業務:仕上げロボットR&D
今まで人が手作業で行ってきた「バフ業務」を一部ロボットに作業させるためにロボットにティーチングしています。手作業では大変な強力なバリを除去する作業、粉塵が多く出る作業、熟練の職人の勘が必要な作業、などを中心にロボットに作業移管しています。これによりボタン一つで誰でも作業できるようになります。
伝えたいこと
バフ研磨に必要な事は、速さに重きを置かないことです。速さと丁寧さが大事です。そして、その両方を守った上で自分なりの効率の良い方法を探求してみてください。このような積み重ねの上で、ステップアップしていける楽しさを知っていただけると嬉しいです。
兼任業務では、ロボットを使用した自動化ラインの作成を行っています。私は、この業務の担当になった当初は、ロボットなど触ったこともありませんでした。自分に務まるか不安でしたが、半年前に講習に通い日々(数時間)ロボットに触れることで、現在2機種の製品をロボットに加工させることが出来るようにまでなりました。今までの努力が実を結んで嬉しかったと同時に、更に研鑽を重ねて行きたいと思っています。
初めての仕事から、
普段の仕事振りまで、
しっかり見ていてくれるから
安心して取り組める。
米田和生
兼任業務:IT推進
古田工業の取り組みとして、数年前から業務の効率化を進めるために社内独自のITシステムを制作。全製品QRコードで管理するようになりました。作業記録の媒体として会社から一人1台支給されたスマホで日報の記録をとっています。そのITシステムを社内でメンテナンスできるようにするために日常業務と並行してITプログラムの勉強をしております。
伝えたいこと
バフ研磨のやりがいは、品質と作業時間の両方を大事にして、安定した生産が行えた時にやりがいを感じます。以前、作業速度を優先して、品質を疎かにしてしまった経緯から、品質に特に気を遣って作業をしています。
IT推進では、IT専門家の方に教えてもらいながら少しづつプログラムコードを覚え実践しています。専門家から出された課題をこなし評価して頂いた時に、頑張って良かったと思いました。頑張った分、しっかり評価してもらえるところも古田工業の魅力のひとつです。
私は、今まで工業系とは関りがなく手先にも自信がなかったため入社当初は不安でした。しかし、初めての作業の時には上司や先輩方が見て下さるので、安心して仕事に取り組むことができました。